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FIFAランキング 2014年弱小アメリカンサモアの奇跡とは [テレビ]



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いよいよ2014年のFIFAが始まっていますね。
FIFAランキング最下位チームの奇跡をご存知ですか。



【最下位チームのアメリカンサモア】



先日、フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」で、
FIFAランキング最下位チームの奇跡について放送されていました。



アメリカンサモアは、
南太平洋に浮かぶ小島の代表チームですが、
彼らもブラジルのワールドカップ予選を目指して、
練習に明け暮れる日々を送っていました。



しかし、
彼らには他のどの国とも異なるある事情がありました。



実はFIFA国際サッカー連盟に加入した1994年から、
これまでの17年間、通算成績0勝30敗と、
一度も勝ったことがなかったのです。



FIFAランキングでも万年最下位の世界最弱のチームとして、
サッカーファンの間では、有名でした。



そんな彼らの名前が世界に知れ渡ってしまったのは、
13年前のことです。



日韓同時開催となったワールドカップの予選である、
強豪オーストラリアと対戦した時のことです。



試合開始直後から、約3分に1点という、
信じがたいペースで失点を重ねるアメリカンサモア代表。



そして31対0という結果で終わりました。



1試合に31点もの得点するサッカーは、
聞いたことがありません。



多くは、
1点か2点という少得点での試合が多いからです。



この記録は、国際公式戦史上最大の得失点差記録として、
現在も破られていません。



しかし人口が少ないとはいえ、
なぜここまで弱いのか。



アメリカンサモアという島は、
厳密には国ではなくて、
アメリカ合衆国の一部にあたるそうです。



そのため若者の多くは学校を卒業すると、
職の少ないこの島を出てアメリカ本土へと渡ってしまうという。



【監督:トーマス・ロンゲン】



しかし、W杯予選まであと1ヶ月となった2011年10月、
監督を引き受けるという人物が現れました。



トーマス・ロンゲンです。



サッカー大国オランダ出身で、
現役時代はヨーロッパの名門クラブでプレーしており、
引退後は、数々のトップリーグで指導を経験した超一流のプロ監督です。



アメリカやヨーロッパで活躍していたプロの監督が、
こんな辺境の島までやってきたのでしょうか?



それは、
トーマス・ロンゲンは、
18歳の娘を事故で亡くしていました。



しかし、
その悲しみからふさぎ込んでしまった彼を再び立ち直らせてくれたのも、
娘さんだったと言います。



娘さんは生前口癖のように、
「この世に出来ないことなどない。全ては可能」と言っていたそうです。



それを思い出した時、
彼の人生のテーマが決まりました。



苦しい状況にあっている人たちと共に戦い、
その言葉を証明してみせることです。



トーマス・ロンゲン監督は本気で、
アメリカンサモアのチームに勝利をもたらすつもりで来ていたのです。



W杯予選のトンガとの試合で、
2対1で勝利しました。



残念ながら、彼らはその後の試合で破れ惜しくも、
二次ラウンド進出はなりませんでしたが、
この快挙は世界各国で取り上げられたということです。



【まとめ】



だからスポーツは面白い。
どんなに弱小チームであったとしても、
試合の裏に隠されたストーリーがあるのです。



2014年のFIFAが開催です。
どんなドラマが広がるのか楽しみです。



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